アルファラバルは、スウェーデンのルンドに本拠を置く熱交換器、流体移送機器および遠心分離機の開発メーカーで、世界50カ国以上に販売拠点を有していて、約100カ国で製品を販売しています。また製造工場42カ所を配置し、サービス拠点70カ所を網羅し、1931年にプレート式殺菌器を開発してから80年以上にわたって、世界市場でのトップサプライヤーとしてプレート式の技術を追求してきました。顧客サービスを強化するため、数年前に10の営業部を設置しています。顧客のニーズにきめ細かく対応することを目的として、顧客のニーズに合わせて総合的なプロセス技術を提供する部門、及び部品を提供する部門に分かれていて、全世界の販売ネットワークを介して、世界じゅうの顧客に最適製品を提供しています。
日本においては、1925年にアルファラバルの遠心クリーム分離機が初めて導入されました。1960年代以降になると遠心分離機と熱交換器の国内製造が開始され、加えて海運・造船、飲料等々の幅広い分野に製品が提供され、日本の経済発展をサポート。1978年に日本法人設立、1984年には製造・保守の拠点である湘南センター設立といったぐあいに事業が拡大されてきました。2000年代からは、プロセス効率の改善、品質・安全の保全や環境規制遵守など、新たな顧客のニーズに合わせた製品の供給に力を入れています。
アルファラバルは年に25~30種類の新しい製品を生み出し、年間総売上の約2.7%を研究開発に投資している現状です。